
一口に騒音と言っても、その種類はさまざまです。そのため防音工事では、どのような騒音を防ぎたいのか、その騒音の発生源はどこなのかなど、事前の調査が重要になります。
ここでは、防音工事を実施する際に意識すべきポイントを紹介します。
防音工事のポイント
防音の目的を明確にし、必要な防音のレベルを想定する
防音工事を成功させるためには、まず防音の目的を明確にし、必要な防音レベルを具体的に設定することが重要です。たとえば、楽器演奏のための音漏れ防止や、外部騒音を軽減して快適な生活環境を作りたいといった目的をはっきりさせることで、適切な施工計画を立てやすくなります。
また、防音工事によって100%音を完全に遮断することは難しいことを理解しておくことも大切です。音は建物の構造や素材の特性によってわずかに伝わる性質があります。この現実を踏まえたうえで、どの程度の静音性能を目指すのかを明確にし、自分の求める静音環境と工事の規模、予算とのバランスを慎重に検討することが成功の鍵となります。
目的と優先順位をしっかりと定めることで、防音工事の効果を最大限に引き出し、期待に沿った環境を実現することができます。
防音材の種類と特性を簡単に理解しておく
防音材は大きく分けると4つの種類があり、目的に合わせて使い分けることが重要です。以下では、4つの防音材を紹介します。
防音材の種類 | 代表的な防音材 | 特徴 |
吸音材 | グラスウール、ウレタンスポンジ | ・主に室内の反響音や残響音を抑える目的で使用され、音の響きを整える効果がある ・防音対策だけでなく、音響環境を改善するためにも用いられ、ホームシアターや音楽スタジオ、会議室などでよく使用される |
遮音材 | 防音マットZS、遮音シート | ・音の伝わりを抑えることで、隣室や外部への音漏れを軽減し、逆に外からの騒音を遮る ・防音対策の基本となるもので、住宅やオフィス、スタジオなど、静かな環境を求める場所で広く利用されている |
防振材 | ー | ・振動を吸収または緩和することで、音や振動による騒音や構造への影響を軽減する ・主に機械や設備から発生する振動が床や壁、天井を通じて他の場所に伝わるのを防ぐために使用される |
制振材 | ー | ・主に、機械や建物などの構造物に取り付けられ、振動による騒音や共振、部材の劣化を防ぐ ・振動を効率よく吸収して減衰させることで、対象物が共振して増幅するのを防ぐ ・制振材は、自動車や家電製品の部品、建築構造物の部材、さらには音響機器など、振動や騒音を抑えたいあらゆる分野で利用されている |
クレスピアの強み
最新の防音素材や技術を活用し、インテリアと調和するデザイン性と防音性能のバランスを重視した工事を行います。お客様の空間を考慮した防音対策を設計し、快適さと機能性を両立した仕上がりを実現します。
FAQ
防音工事のリフォームは窓やドアだけでも大丈夫ですか?
ドアや窓、床、壁など一部だけを対策しても、防音効果が十分に得られないケースは多いです。また、音の種類によって伝わり方が異なるため、部分的な補強では抑制できる音に限りが出てしまうことがあります。
部屋を防⾳室にリフォームすると狭くなりますか?
防音リフォームは通常、天井、床、壁に防音工事を⾏うため、防音のレベルにもよりますが、最初の状態よりも数センチ以上狭くなります。